お正月に実家のある長崎へ出かけました。お昼ごはんを食べる前に初詣行くから、そこで集合ね、と待ち合わせ場所となったのは大浦諏訪神社。久しぶりにチンチン電車(路面電車)に乗って石橋で下車、長崎らしい細くて入り組んだ石段を進みます。旦那さん曰く、だまし絵みたいな地形、なるほど。この道をGoogleストリートビューが対応するようになったら面白い。
ちなみに、さるく=ぶらぶらと町歩きするという意味の長崎弁です。
このお屠蘇、とろりと甘くておかわりしたかった。
波佐見の今里酒造さん「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」という日本酒のようです。
祈りの三角ゾーン
石段を進んで進んで、大浦諏訪神社の入り口左手に長崎さるく案内板がありました。
この場所は、大浦天主堂、妙行寺、大浦諏訪神社という、教会、寺、神社が接するところで、全国的にも珍しい長崎ならではのポイントです。
神様・仏様・イエス様、ここに立てばどなた様かがご加護くださるだろうという、大変ありがたい、日本らしい無宗教っぷり、長崎の和華蘭文化をよく表していますw
トリップアドバイザーでも紹介されているように、わざわざ行くところではありません。でも知ってたら、気がついたら、思わずクスっとなれるスポットです。私のような珍スポット好みにはツボでございました。
こういうB級?C級?スポット、長崎にはたくさんあるので、さるいて回ったらよかよ~。
まち歩き観光「長崎さるく」
長崎の観光地といえば、グラバー園や眼鏡橋、大浦天主堂や平和公園などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、小さな路地を入ったところ、曲がりくねった石畳の坂道を上りきったところにこそ、長崎の本当の魅力は眠っています。長崎の良さを味わうのは、まちを歩くのが一番なのです。
・特製マップを片手に自由に歩く「遊さるく」
・長崎名物・ガイド付きまち歩きツアー「通さるく」
・専門家による講座や体験を組み合わせた「学さるく」
3つの「さるく」タイプがありますが、「長崎は今日も異国だった~港がみえる坂から大浦天主堂へ~」コースだと、遊さるく・通さるくタイプで祈りの三角ゾーンに立ち寄れるようです。